食物アレルギーと負荷試験
この記事で負荷試験の是非を問うつもりはありません。
長男がこの春(2018年)入学した小学校は、この区いちばんのマンモス校。
1年生は圧巻の150人弱。
そのうち長男も入れて3人の児童が重度の食物アレルギーを患っている。
この3人には共通点がある。
それは、
アレルギー陽性反応の食物は完全除去という方針のアレルギー科にかかっていたこと。
そして3人共いまは別の医師のもとで、負荷試験を受けながら食べれるようになる日を夢見て日々奮闘している。
私の友達の子供は、離乳食で初めてうどんを食べた時にアナフィラキシーショックを起こして救急搬送された。
けれど、その子は都内でも有名なアレルギー科を受診後、負荷試験を経て1歳を過ぎる頃にパンをモグモグ食べれるようになっていた。
この2つの事実がどういう事を意味するかは、わたしには本当のところ分からない。
けれど、近年推奨されているように早い段階から食べて耐性をつけていく負荷試験というやり方のほうが、早く食べれるようになるのかもしれない…もしその選択をしていたら今頃長男はラーメンでもすすっていたかもしれない、と無駄なことをつい考えてしまう。
食物アレルギーって怖いですよ。
ただ食べ物食べただけで、死に至るんだもん。
負荷試験には確実にリスクがある。
完全除去の生活は長引くほど保護者の負担になる。
最優先なのは、アレルギー児の安全。
どういう選択をするのかは、保護者の考え方次第である。